はじめに
こんにちは、KUDs です。
今回は、KUDs 自作の Web アプリ「Live Stream Calendar」について紹介です。
Live Stream Calendar は YouTube Live と Twitch の過去の配信をカレンダー表示できます。
これによって、利用者は「見逃した配信はないかな」「見返したいあの配信はどこだっけ」を超簡単に探し出すことが可能です。
以下のリンクからご利用いただけます。
正直、「一度使ってみればどういったモノかわかる」かと思います。
(そんなに複雑な、大層なアプリではございません。。)
ただ、「詐欺サイトじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかと思うので、今回は使い方を含め詳細に解説します。
また、仕様についても簡単に触れます。
Live Stream Calendar の紹介
![そっしーの YouTube / Twitch の過去配信をLive Stream Calendarで表示](https://blog.kuds.win/wp-content/uploads/2023/08/image-17-1024x581.png)
Live Stream Calendar とは、YouTube Live, Twitch の過去の配信情報を一元的にカレンダー表示することができる Web アプリです。
ここでは、Live Stream Calendar の使い方と仕様について簡単に解説します。
Live Stream Calendar 使い方動画
Twitter (X) の投稿になりますが、PC 向け、スマホ向けの使い方動画を作成しましたのでどうぞ。
Live Stream Calendar 使い方詳細
先ほどの動画だけでは伝わらない部分を以下では補足します。
Step 1: 配信者を選ぼう
![そっしーの YouTube / Twitch の過去配信をLive Stream Calendarで表示「Handle / Username」](https://blog.kuds.win/wp-content/uploads/2023/08/image-18.png)
まず、カレンダーに表示する「配信履歴」を取得します。
ここでは、YouTube ハンドル, Twitch ユーザ名が必要です。
- YouTube ハンドル:
- 対象のチャンネルを表示した際の URL から取得できます
- 例: そっしーの開拓地
- URL → https://www.youtube.com/@yellowsossie
- ハンドル → @yellowsossie
- Twitch ユーザ名:
- 対象のユーザを表示した際の URL から取得できます
- 例: そっしーのついっち
- URL → https://www.twitch.tv/yellowsossie
- ユーザ名 → yellowsossie
YouTube ハンドル・Twitch ユーザ名を入力したら、「Fetch」ボタンを押すことで過去の配信履歴が取得され、カレンダーに表示されます。
配信履歴取得対象の制限
なお、無料会員の場合はそっしーの配信情報のみ取得できます。
有料会員の場合は、全ての配信者の配信履歴を取得できます。
※もちろん、公開情報のみ取得可能です
配信履歴取得期間の制限
また、配信履歴は基本的に、昨日時点までに配信されたものが対象です。
これは、Live Stream Calendar が日次バッチで配信履歴を取得しているためです。
制限に関する余談
ちなみに、なぜこのような制限を設けているのかというと、「YouTube / Twitch 公式 API のコールにおいてクォータ制限がある」からです。
わかりやすく言うと、「あんまりたくさん情報取得しようとすると公式に止められちゃう」ということです。
Step 2: 配信履歴カレンダーを表示しよう
![そっしーの YouTube / Twitch の過去配信をLive Stream Calendarで表示「カレンダー」](https://blog.kuds.win/wp-content/uploads/2023/08/image-20.png)
カレンダー表示は、利用者が特定の日付に行われた配信を探す際に役立ちます。
これによって「今週何の配信があったか」「先週の見逃しはないか」等を簡単にチェックできます。
カレンダー上では、「Twitch」「YouTube」のタグが表示されます。
これによって、「その日どのプラットフォームで配信されたか」が確認できます。
特定の日付を選択すると、その日の配信タイトルがカレンダー下部に表示されます。
なお、表示されているタグ・タイトルはそれぞれリンクになっています。
- タグ: Twitch もしくは YouTube で元動画を開きます。
- 動画をゆっくり全部見たいときにご利用ください
- タイトル: Live Highlight Finder で対象の動画を開きます。
- 盛り上がった箇所だけざっくり見たいときにご利用ください
Step 3: キーワード検索で配信を探そう
![そっしーの YouTube / Twitch の過去配信をLive Stream Calendarで表示「Search Stream」](https://blog.kuds.win/wp-content/uploads/2023/08/image-19.png)
キーワード検索は、特定のトピックに関する配信を探す際に有効です。
「Search Stream」にキーワードを入力することによって、タイトルをフィルタリングできます。
例えば、上記画像のように「ぷらちな」と入力すると、プラチナをめざしているおじさんが悲願の到達に至るまでの軌跡が追えます。
なお、黄色い日付のボタンを押すと、カレンダー上でその日に飛べます。
さいごに
Live Stream Calendar の利用に関する説明は以上です。
もし、質問があれば、この記事へコメントいただくか、Contact からご連絡いただければ幸いです。
Live Highlight Finder について
本記事では、何度か Live Highlight Finder について言及しました。
こちらは「YouTube Live, Twitch から盛り上がった箇所自動抽出するアプリ」です。
Twitter (X) でも紹介しておりますので、もしよければご参照ください。
イメージとしては、以下のような使い方を想定しています。
- まず、Live Stream Calendar で見逃した or 見返したい配信を探す
- 次に、Live Highlight Finder でハイライトを抽出して視聴する
今後のメンテナンス・アップデートについて
メンテナンスは随時行います。
KUDs も利用しているモノなので、障害が発生した場合は対応します。
しかし、YouTube / Twitch の仕様変更等によって一時的にサービスが利用できなくなったり、回復不可能な状態になることもあるため、何卒ご了承くださいませ。
アップデートも随時行います。
KUDs が追加したいと思った機能や、要望頂いた機能を中心に、実装を検討します。
なお、重要なアップデートは Live Highlight Finder とまとめます。
以下の記事にて表形式で整理しておりますので、必要に応じてご参照ください。
システムアーキテクチャについて
こちらはあまり需要ないと思うので、簡単に記載しておきます。
主に以下の AWS サービスを利用してます。
- S3 + CloudFront: Web アプリ (React / Next.js) のホスティング
- Amplify + Cognito: ユーザ認証
- API Gateway + Lambda: バックエンド全般
- DynamoDB: ユーザデータ / 配信者データ / 配信履歴データ等
- その他、ソースコード管理、CI/CD、DNS 等は外部サービスを利用しています。
以上です。
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